ふくらはぎとアキレス腱


先日あるお客様から、テニスで下腿三頭筋に重度の肉離れを起こしてしまったとの連絡を受けました。お客様の早期の回復をお祈りするとともに、ふくらはぎのストレッチについて今一度書いてみることにします。

下のようなストレッチが『アキレス腱のストレッチ』と言われる事があります。ただ、実際に伸びていると意識しやすいのは膝裏からふくらはぎの上部ではないでしょうか?もちろん、アキレス腱のストレッチにもなっていますが、これだけでは不十分です。

ふくらはぎには体表面に近い側の腓腹筋、その内側に、ヒラメ筋があります。このふたつをあわせて下腿三頭筋といいます。腓腹筋には2つの頭(起始)があり、大腿骨から起こります。(膝関節と足関節をまたぐ二関節筋です。)一方、ヒラメ筋の頭は1つで膝下の2本の骨のうち外側、腓骨から起こります。そしてこの2つの筋肉は、途中で合わさりアキレス腱となってかかとの骨まで伸びています。

筋肉的に見ると、上のストレッチで伸びていると意識しやすいのは、下腿三頭筋のど起始部に近いところあたりです。

では、アキレス腱は?

下の絵のように足幅を狭め、膝を曲げてアキレス腱だけを意識してストレッチする必要があります。下腿三頭筋は筋肉自体も長く、しかも停止部が固いアキレス腱になっていますので、筋肉を分けてストレッチする必要があります。

以前通っていたテニススクールでのアップ。コーチが、

「前の足に体重をかけて、ふくらはぎを伸ばしてくださ~い!」
「後ろの足に体重をかけて、アキレス腱を伸ばしてくださ~い!」

と、ふくらはぎとアキレス腱をを分けてストレッチするように指導して下さっていました。なかなか分かりやすくてよかったです。

ちなみに、これらのストレッチをする際に、壁に手を付いて、壁を押すようにすると体が安定し、ストレッチする部位が意識しやすく、効果的にストレッチが行えます。

ありがとうございました!

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