ブログ|結局、冷やす?温める?スポーツ後のケア
結局、冷やす?温める?スポーツ後のケア
【追記】
2021年4月23日 神戸大学大学院保健学研究科の研究発表
『アイシングは肉離れなどの筋損傷後の再生を遅らせる』
2023年1月1日 スポーツ報知
『巨人・大勢×ロッテ・佐々木朗希「アイシングしない」で意気投合…セ・パ剛腕スペシャル対談』
2024年6月 サッカーダイジェストWeb DAZN配信『内田篤人のFOOTBALL TIME』
スタッド・ドゥ・ランスに所属する伊東純也選手がチームメイトの中村敬斗について語った。
『アイシングしたほうがいいですかね?』とか聞いてくるんですけど、『したほうがいいんじゃない?』って言っても、『いやぁ』って、結局やらない
スポーツ後のケア。
結論から言いますと、温めたほうがいいのではと最近は思っています。冷やすのは交代浴の水風呂程度。それも目的はアイシングではなく血行促進のため。
もちろん、打撲やねんざで熱感があったり、ズキズキするような痛みがあった場合は、出来るだけ早くRICE処置をして病院に行くべきですが、そういったものがない場合。では、今までなぜアイシングが良しとされていたのでしょう。
身体全体に炎症があるため、さらに負担をかけるとリカバリーがうまくいかないためです。あと投げた日は入浴しません。シャワーのみですね。
ダルビッシュ選手のブログからの引用です。"炎症"があるので冷やす。入浴もダメ。ごくごく自然な話です。一般的に運動後はとにかくアイシングといのが、今までは常識のように言われてきたと思います
ここで"炎症"というものについて少し考えてみます。なんか基本悪者扱いですが。筋緊張、筋疲労などで血流が阻害されると、プロスタグランジンという物質が分泌され血管を広げます。広がった血管に血液が流れ、局所が熱を持ちます。この状態がいわいる"炎症"。それが起こると、神経が過敏になり痛みを感じます 結果的に痛みを引き起こすので確かに悪者ぽいですが、その痛みは自然治癒力を高め筋肉を修復するために必要なもの。
「自然治癒力」とは、代謝を高め、からだの防御力を上げ、こわれた組織を修復する力を呼び起こす事。代謝を高めるための決定打は発熱する事である。治る事は熱を出す事だったのである。
ダルビッシュ選手レベルの強度の高い使い方をした部位やあまりにも痛みがひどい場合は、一旦アイシングで神経を麻痺させることも有効かとは思いますが、最終的に必要なのはやはり温める。
お客様に冷やしたほうがいい?温めた方がいい?と聞かれた場合は、『温めた方がいいですが、それで万が一症状が悪化するならすぐにアイシングをしてください』とお伝えしています。よほどハードな運動でない限りスポーツ後の基本的なケアは温める。ちなみに初フルマラソン完走後、一切アイシングはせず、温泉で交代浴のみ。翌朝起きて体がどうなっているかかなりビビっていましたが普通に仕事ができました。 スポーツの後は、当然当店でケアして頂くのが一番なわけですが 笑 ぜひ大きなお風呂と水風呂で交代浴を!温泉は大好きでよく行きますが、その主たる目的は水風呂と交代浴。
そんな当店おすすめの温泉
・第一平和温泉(長田区) 単純低温泉。当店から徒歩1分の銭湯。水風呂は南側は2人用。北側はもう少し小さ目。南側は露天風呂が大きくGOOD。北側は寝風呂がたくさんあります
・おとめ塚温泉(灘区) 炭酸水素塩泉。水風呂も大きい。露天のかけ流しの源泉と水風呂(六甲の水?)の交代浴は最高です
・華の湯(長田区) 銭湯料金。天然ラジウム泉。水風呂も比較的大きい。温度が低めでよく冷えます
・朝日温泉(兵庫区) 単純温泉。子供の頃から慣れ親しんだ近所の銭湯。ここの水風呂は2人用。源泉をチラーで冷やしたものらしく、とても冷たくていい感じ
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